UPローチ 満員のO-EASTで2ndワンマン開催! 新衣装や全国ツアー発表

UPローチは、全力で沸けるアイドルをコンセプトに、アップテンポな楽曲とキャッチーな振付を武器に活動中のアイドルグループで、コロナ禍にオンラインデビューしたにも関わらず怒涛の勢いで人気を伸ばし、大型イベントや夏フェスにも多数出演、昨年白金高輪SELENE b2にて行われた1stワンマンライブのチケットはソールドアウト。そんなUPローチの記念すべき2ndワンマンライブをひと目見るべく、さらに規模を大きくした会場にも関わらず前売券はソールドアウトの公演となった。

会場が暗転すると、今回のライブのために制作されたオープニングムービーが映し出され、おなじみのSEが響き渡ると一気にフロアのボルテージが高まった。1曲目は、昨年の1stワンマンライブのタイトルにもなっている楽曲「UP×DATE」からスタート。一年と少し経って、いまからさらににパワーアップしたUPローチのライブが見れるのか……と感慨深くなる。会場を埋め尽くすファンとペンライトを見て、メンバーも溢れんばかりの笑顔でパフォーマンス。MCや、今回のライブ限定のダンスパートをはさみつつ続けて5曲を披露した。

メンバーが一度ステージからはけると、スクリーンにはメンバーが全員がちびキャラとなって登場する可愛らしい映像が映し出され、その可愛さとは裏腹に、会場にいるファンに準備運動と称してスクワットをさせるなどしてフロアの熱気が高まる。さらに某人気音ゲーを模した映像に合わせて会場が一体感のある手拍子に包まれると、メンバーが新衣装にチェンジしてステージへ登場。

今回の新衣装はセーラー服調のデザインとなっていて、一見王道らしいデザインだが、特徴的なレッグウォーマーと各メンバー目に止まる鮮やかな配色ででUPローチらしさがプラスされたもの。後半戦一発目は今回のライブタイトルのもとになっている「テノナルホウヘ」を披露。そのあとはMCなしでなんと怒涛の5曲連続パフォーマンス。連続披露の中には新曲の「Viva!!Sunshine!!」も。この曲は、UPローチらしさ全開の夏曲で、一度聞いたら頭に残るキャッチーなフレーズと、誰でも一緒に踊れるポップな振付で今後UPローチの代表曲となること間違いなしの楽曲だ。

そしてラストはこの暑い夏の日にピッタリな「お疲れSUMMERDAY」でライブを締めくくり。すると、興奮冷めやらぬ会場からはアンコールを望む大きな拍手が沸き起こり、メンバーはそれぞれ自分の担当カラーのオリジナルTシャツに着替え、アンコールの拍手に応えてステージへ登場。なんとメンバーにサプライズで<UPローチツアー2022〜2023>が発表された。大阪から始まり7都市に加えて最後の1都市はくじ引きで「青森」に決定。UPローチ初の東北遠征がきまり、フロアも盛り上がりをみせた。

メンバーも驚きと喜びを隠せない中、一人ひとりが、今回のワンマンライブへ至るまでのそれぞれの想いを、自身の言葉を紡ぐ。

赤色担当の森川すみは、“O-EASTワンマンが発表された時は楽しみよりも不安の方が多かったけど、チケットも完売し今日も多くのお客さんが来てくれたことが今でも信じられない。これから全国ツアーも始まってまだまだ初めてなことだらけですが、8人で精一杯頑張るのでこれからも応援よろしくお願いします!”と元気に挨拶した。

そしてアンコールのステージでは、サプライズで新曲の「やればできる子論」をお披露目。この楽曲は、今回史上最大規模のワンマンに挑んだUPローチの挑戦を、「やればできる子!」と歌った爽快な楽曲。笑う門には福が舞い込むから泣くより笑え!スマイルで!といった元気づけられる歌詞にも注目だ。こうして、UPローチ2ndワンマンライブは大盛況で終了した。